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2024/12/03 21:07

草花の柄を「ボタニカル」と呼び、ファッションやインテリアでも人気ですが、インテリアにおいては、実はボタニカル柄の壁紙がとても豊富なんです!

お部屋の印象を劇的に変える主役級の柄から、さりげなく主張する柄まで。今回はその中でもオススメの壁紙をご紹介します。

ボタニカルといえば William Morris(ウィリアム・モリス)

樹木や草花がモチーフのデザインが有名なデザイナー、ウィリアムモリスをご存知の方も多いのではないでしょうか?

繊細で美しいテキスタイルを数多く生み出し、それは壁紙を始めファブリックやインテリア、雑貨などにも採用されております。
その中でも不動の人気がある「Strawberry Thief-いちご泥棒-」シリーズからご紹介。




のびのびと広がる草花の中に、真っ赤ないちごとそれを狙う食いしん坊な鳥たち。日常の中の一コマを美しく描いたデザインです。大きな壁面に貼ると、華やかさと共にカラーバランスと規則性のある模様によって落ち着いた雰囲気を感じることができる空間になります。

インテリアパネルにすれば、まるでアートのように気軽にお部屋のアクセントとして絵柄を楽しんでいただけるのでオススメです!



魅力的なモリスの壁紙 Willow Boughs

1887年に壁紙として、後にプリント生地としても制作されたモリスの最高傑作ともいえるデザイン。

ケルムスコット・マナーのジェインの寝室をはじめ、ゆかりの家々で見ることができます。

モリスお気に入りのテムズ川岸の柳を、自然主義的アプローチから見事な模様に高められたデザインは、今日でも最も愛され続けられています。


魅力的なモリスの壁紙 Pimpernel

1876年にモリスがデザインし、ロンドンのハマースミスにあるケルムスコットハウスのダイニングルームを飾りました。

「PurePimpernel」では、デザインスケールを大きくし、フレスコ壁画のようにやわらかな水彩画調でテクスチャー感を出した地に描くことで、モリスがデザインしたオリジナルの細かな部分やデザイン配置を保ちながらも全く異なる見た目に仕上がりました。

団欒の空間に素敵なディスプレイスペースを。大胆な柄でもベースカラーがモノトーンなのでシックで落ち着いた印象になります。


さらに新しいウィリアム・モリスのシリーズも

MORRIS&Co.の中でも象徴的なデザインを、新たなカラーパレットで再表現した「SIMPLY MORRIS」コレクション。

最大の特徴は、フレッシュなカラーコンビネーションです。

当店では人気の「ピンパーネル」と「いちご泥棒」より春らしい3種類が入荷しました!

それぞれメートルカットでも販売いたしますので、パネルやスツールに貼って楽しむのもおすすめです!


古き良きモリスの柄に、新しいカラーリング。

ぜひこの春その組み合わせを楽しんで見てください!

モリスのボタニカル壁紙、いかがでしょうか?

また、輸入壁紙は1m単位のカット販売と約10mのロール販売を行っておりますので用途に合わせてご購入いただけます。

さらに、施工道具のセットや、プロに頼める施工サービスもございますのでぜひ気軽にお部屋に取り入れてみてくださいね。


そもそも「モリス」って?

インテリアやデザインが好きな方にとっては、もはや説明不要!かもしれませんが・・・「ウィリアム・モリス」というデザイナーをご存知ですか?

名前は知らなくても、そのデザインは見たことあるという方も多いかもしれません。

それくらい多くの人に愛され、様々なところで使われているのがウィリアム・モリスのデザインです。

 

1834年、ロンドンの郊外に生まれたウィリアム・モリス。「美しいと思わないものを家に置いてはならない」と語り、手仕事からうまれる自然に根ざした美しさを発表しつづけました。

草花や樹木をモチーフとしたファブリックや壁紙は、150年以上経てもなお新鮮な魅力に満ちています。

近代デザインの創始者とうたわれる彼が残したデザインと「アーツ&クラフツ」の精神は、今に引き継がれ世界中の人々へ不変の美しさを届けています。

(参考:マナトレーディング https://www.manas.co.jp/business-user/imported-brand/william-morris/

 

「美しいと思わないものを家に置いてはならない」はモリスの有名な言葉。

めちゃくちゃカッコイイですよね。しびれます。笑


独特の質感も楽しめる

商品によっては、デジタルではない印刷を施されているものもあり、版画のような凹凸がある商品も。

触ると少しボコッとした質感は壁紙ならではで、独特の雰囲気を演出してくれます。

どうしても画面上でお伝えするのが難しく歯がゆいのですが、気になる方はぜひ1Mカットでお楽しみください!

壁に貼らなくても

壁に貼るのはちょっとハードルが高いなあ、、、という方はファブリックパネルや、スツールの天板に貼ってみてはいかがでしょう。

気軽にモリスのデザインをお部屋に取り込んでいただけます。

少ない面積でもしっかりと主張があるところはさすがのモリスデザイン。150年愛され続けるデザインを、気軽に楽しんでいただけます。


ワークショップに参加してみたい!という方は、

全国のDecorInteriorTokyoの仲間たちのお店に是非行ってみてください。
毎月ワークショップを開催されているお店もありますよ。


https://www.material-interior.com/blog/2024/09/24/204751